川越ロータリークラブ会長挨拶

会長就任にあたって

皆様のご賛同をいただき、この度川越ロータリークラブ、第72代会長に就任させていただくことになりました。

私にとりまして誠に身に余る光栄ですあり、その責任の重さを痛感いたしております。

昨年度創立70周年を迎え、諸先輩方が築いてこられた川越ロータリークラブの歴史と伝統を検証し、これからの地域活動に活かしていきたいと考えます。

2022-2023年度会長 石井成人
2022-2023年度会長 石井成人

2022-23年度、ジェニファーE.ジョーンズRI会長は、「イマジン ロータリー」を会長テーマとして発表されました。

コロナ禍の中で、世の中は大きく変わりました。ネット環境や、観光、経済、医療、福祉、貿易、国際関係、何よりも大切な、人間関係や対面での交流、親睦行事や旅行の制限、いつ収束するかわからない感染症への不安や、変異株の出現、命の尊さ等々きりがありません。

そして世界を震撼させる、ロシアのウクライナ侵攻という、21世紀になってまさかの出来事で、戦争の悲惨さ、エネルギーや経済に及ぼす影響の大きさ、国際関係の複雑さや、自国だけでは成り立たない、今の社会の現状を改めて知ることとなりました。

こういう時だからこそ、ロータリークラブの「他への思いやりの心・助け合いの心・他人のお役に立つ行いをしよう」という奉仕の理念や「DEI(多様性、公平さ、インクルージョン)」を胸に刻み、行動する時だと思います。

◎2022-23年度RI第2570地区 村田貴紀ガバナーは「地域と世界でつながる力を磨き奉仕を実践しよう」を地区のスローガンに掲げておられます。

ポールハリスがシカゴでロータリークラブを設立してから117年が経過し、日本では東京ロータリークラブが創立してから1世紀を越える歴史と伝統を繋いで今日まで続いてきました。

本年、川越市は市制施行100周年を迎えます。

地域社会に必要とされるロータリークラブであり続ける為にも、諸先輩方の築いてこられた功績を、再度確認するとともに、ロータリーの基本を学びつつ、時代の変化に対応できるよう、このコロナ禍の中で2年半の間、思うような活動が出来ない状況が続いてきましたが、ロータリーの基本は、ネット環境が整いどんなに普及しようとも、良い人間関係を繋いでいくことであると思います。

そこで、会長方針を以下の通りといたします。テーマ「繋げよう ロータリーの和」(温故知新)

具体的には次の5つの中期ビジョンを、各員会活動を中心に、実施してまいります。
  1. ロータリーを楽しもう
  2. リーダーを育成しよう
  3. 対外的な発信を進めよう
  4. 多様性を広めよう
  5. 歴史と伝統を活かした、新しいロータリークラブを想像しよう
尚、本年は規定審議会による、クラブ定款及び細則の改正を行います。 また、実施活動においては「子どもの貧困問題」への奉仕活動を通した取り組みや、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」への対応を実施してまいります。 一年間、皆様と共に楽しいクラブ運営を目指して参ります、どうぞよろしくお願い致します。

2022-23年度会長 石井成人

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